上級編概要と投稿の型

20分⭐⭐☆☆☆

このモジュールで学ぶこと

  • X自動投稿 上級編の全体像
  • 高品質スレッド投稿の構造と型
  • フック・本文・まとめの設計パターン
  • 上級編で構築するシステムの概要

学習目標

このモジュールを終えると、以下のことができるようになります:

  • 上級編の全体フローを理解できる
  • 7ツイート構成のスレッド投稿の型を理解できる
  • 各ツイートの役割と設計ポイントを説明できる
  • 上級編で必要なツール・技術を把握できる

目次


事前準備

必要なもの

  • X自動投稿 初級編(Module 01-06)を完了していること
  • Python APIサーバー(v2以上)が稼働していること
  • n8nでスレッド投稿ができる環境

前提知識

  • n8nの基本操作
  • Google スプレッドシートの基本操作
  • X APIの基礎知識(初級編で習得済み)

セクション1: 上級編の全体像

初級編と上級編の違い

初級編では、n8nから直接投稿内容を指定してXに投稿する方法を学びました。上級編では、以下の機能を追加します:

項目初級編上級編
投稿管理n8nで直接指定スプレッドシートで一元管理
投稿形式単発投稿・スレッド高品質スレッド(型に基づく)
投稿作成手動GASで自動生成
ステータス管理なしDRAFT/READY/POSTED

全体フロー

┌─────────────────────────────────────────────────────────────┐
│  1. リサーチ                                                 │
│  ├── Antigravityワークフロー(自動)                          │
│  └── または Claude Codeで手動調査                            │
└─────────────────────────────────────────────────────────────┘
                          ↓
┌─────────────────────────────────────────────────────────────┐
│  2. 投稿作成                                                 │
│  ├── スプレッドシートに投稿データを保存                        │
│  └── GASで管理・振り分け                                     │
└─────────────────────────────────────────────────────────────┘
                          ↓
┌─────────────────────────────────────────────────────────────┐
│  3. 画像生成(任意)                                          │
│  ├── 英語バナー                                              │
│  ├── フローチャート                                          │
│  └── ※日本語テキストは非推奨(精度低い)                      │
└─────────────────────────────────────────────────────────────┘
                          ↓
┌─────────────────────────────────────────────────────────────┐
│  4. 投稿                                                     │
│  ├── n8n → Python APIサーバー → X API                        │
│  └── スレッド投稿(初級編 Module 05で実装済み)                │
└─────────────────────────────────────────────────────────────┘

重要な方針

項目方針
リサーチAntigravity or Claude Code(手動)
投稿作成〜投稿n8n + スプレッドシート + GASで自動化
画像生成マストではない(テキストベースのXのため)
画像を使う場合英語のバナー・フローチャートなど

チェックポイント

  • 初級編と上級編の違いを理解した
  • 全体フローの4ステップを把握した
  • 画像生成は任意であることを理解した

セクション2: スレッド投稿の型

スレッド構造の概要

Xのスレッド投稿は以下の構造を持ちます:

【1ツイート目】フック
  ↓
【2〜5ツイート目】本文(解説)
  ↓
【最終ツイート】まとめ + CTA

各要素の役割

要素説明文字数目安
フック(1ツイート目)全文がタイムラインに表示(Show more非発生)280文字以内
本文(2〜5ツイート目)詳細解説、番号付き(1/5形式)制限なし
まとめ(最終ツイート)箇条書き要約 + CTA(フォロー誘導)制限なし

フック(1ツイート目)の構造

フックは以下の流れで構成します:

何が起こったか → 自分の業務がどう変わるか → スレッドで何を解説しているか

:

「何が起こったか(ニュース・発見)」→「それによって読者の業務・生活がどう変わるか」→「スレッドで解説する内容の予告」

なぜ280文字以内なのか

Xのタイムラインでは、長いツイートは途中で切られて「Show more」が表示されます。フック(1ツイート目)が全文表示されないと、クリック率が大幅に下がります。

280文字以内に収めることで、全文がタイムラインに表示され、ユーザーの興味を引きやすくなります。

チェックポイント

  • 7ツイート構成のスレッド構造を理解した
  • フックの3要素(何が起こった→どう変わる→何を解説)を理解した
  • 280文字以内の理由を理解した

セクション3: 各ツイートの設計パターン

2〜6ツイート目:本文の構造

本文は【見出し】形式で見やすく構成します:

【見出し】(番号/総数)

導入文

【サブ見出し1】
・ポイント1
・ポイント2
・ポイント3

【サブ見出し2】
解説文...

次に〜

設計ポイント:

  • 【 】見出し形式で視認性を高める
  • (1/5)のような番号で進捗を示す
  • 「次に〜」で次ツイートへの誘導を入れる

最終ツイート:まとめの構造

まとめは以下の要素を含みます:

  1. 要約: 箇条書きで振り返り
  2. CTA: フォロー誘導
【まとめ】タイトル

【ポイント1】
・要点1
・要点2

【ポイント2】
・要点1
・要点2

【活用レシピ】
1. 方法1
2. 方法2
3. 方法3

結論文

フォロー誘導文
@アカウント名

スレッドテンプレート

#役割内容
1フック何が起こった→どう変わる→スレッド内容予告
2理由1【見出し】形式、3つの理由を解説
3理由2比喩を使った分かりやすい説明
4-6活用法実際のプロンプト付きで解説
7まとめ箇条書き要約 + CTA

チェックポイント

  • 本文の【見出し】形式を理解した
  • まとめに含める要素(要約・CTA)を理解した
  • スレッドテンプレートの7ツイート構成を把握した

セクション4: システム構成

上級編で構築するシステム

┌─────────────────────────────────────────────────────────────┐
│  スプレッドシート                                             │
│  ├── config: JSON一時保存                                    │
│  ├── ideas: 投稿アイデア管理                                  │
│  ├── posts: 投稿管理(ステータス管理)                         │
│  └── thread_draft: スレッド下書き(7ツイート分)               │
└─────────────────────────────────────────────────────────────┘
                          ↓
┌─────────────────────────────────────────────────────────────┐
│  GAS(Google Apps Script)                                   │
│  ├── インポート機能: JSONからideasシートへ                     │
│  └── 振り分け機能: ideasからposts/thread_draftへ              │
└─────────────────────────────────────────────────────────────┘
                          ↓
┌─────────────────────────────────────────────────────────────┐
│  n8n ワークフロー                                             │
│  ├── スプレッドシートからデータ取得                            │
│  ├── Python APIサーバーへリクエスト                           │
│  └── 投稿完了後にステータス更新                                │
└─────────────────────────────────────────────────────────────┘

各モジュールで学ぶ内容

Module内容
01概要と投稿の型(本モジュール)
02スプレッドシート構築
03GAS実装(アイデアインポート)
04GAS実装(投稿データ生成)
05n8nワークフロー(スレッド自動投稿)

チェックポイント

  • スプレッドシートの4シート構成を理解した
  • GASの2つの機能(インポート・振り分け)を理解した
  • 各モジュールで学ぶ内容を把握した

トラブルシューティング

このモジュールは概要説明のため、実際のトラブルシューティングは後続のモジュールで記載します。


まとめ

このモジュールで学んだこと

  • 上級編ではスプレッドシート + GASを使って投稿を一元管理する
  • スレッド投稿は7ツイート構成(フック→本文→まとめ)
  • フックは280文字以内でShow moreを発生させない
  • 各ツイートは**【見出し】形式**で視認性を高める

次のステップ

次のモジュールでは、投稿管理用のスプレッドシートを構築します。ideas、posts、thread_draftの3シートを作成し、投稿データの管理基盤を整えます。


よくある質問

Q: 初級編を飛ばして上級編から始められますか? A: いいえ、上級編は初級編の環境(Python APIサーバー、n8nスレッド投稿)が前提となります。必ず初級編を完了してから上級編に進んでください。

Q: 7ツイートより少ない構成でも良いですか? A: はい、内容に応じて5ツイートや4ツイートでも問題ありません。ただし「フック→本文→まとめ」の基本構造は維持してください。

Q: 画像は必須ですか? A: いいえ、Xはテキストベースのプラットフォームなので画像は任意です。使う場合は英語バナーやフローチャートなど、日本語テキストを含まないものを推奨します。

Q: GASの知識がなくても大丈夫ですか? A: はい、Module 03-04でコードをコピー&ペーストで実装できるよう解説します。JavaScriptの基礎知識があると理解が深まりますが、必須ではありません。

Q: Antigravityとは何ですか? A: Antigravityは、AIを使ったリサーチ・コンテンツ生成ワークフローです。本講座ではオプションとして紹介しますが、Claude Codeでの手動リサーチでも代替可能です。


参考資料

運営: ゆめスタ